IT職につきたいという場合、だいたい、自分のすきな分野を習いたければ、その分野の専門学校を選びます。
その授業内容というのは、どうなっているのでしょうか。

Windowsが出る前なら、まず、Windowsの前のOS(オペレーティングシステム)である
Dos(Desk Operating System)を習う必要がありました。
これは、今では、Windowsでマウスをクリックして操作していますが、

一昔前は、そんなものはなく、真っ黒の画面でコマンド(命令文)を入力して、操作していました。
そのため、キーボード操作(ブラインドタッチ)やDosコマンドを覚えることは、必須とされていたのです。
だから、大学の工学部でも専門学校でも、入学して、最初の授業のカリキュラムに組まれていました。

基礎は大事といわんばかりに、他のどの授業よりも多く時間をとってありました。
それだけ、キーボード操作(ブラインドタッチ)やDosコマンドを覚えることが、
最重要視されていたかが、分かります。
特にブラインドタッチの場合は、Windowsになってからでも重要視されているので、
これができないとIT関係に就職するのは難しいでしょう。

そしてDosに関しても、Windowsになってからは、そんなに使うことは、
ないかもしれないように見えますが、
いざパソコンが急に動作しなくなったとき、復旧しなければならないときは、
このDosコマンドを使わなければならない場合がでてくるため、今現在で必須になってなくても、
覚えておけば、IT職にとっては、即戦力になります。’