海外ならいざしれず、日本では正社員になるとなかなか簡単には休めなくなります。
海外なら大型連休として年に1ヶ月2ヶ月のまとまった休みをとることも出来るかもしれませんが、日本ではまず難しいです。
それどころか、ゴールデンウィークや年末年始ですら、カレンダーの暦が中途半端なときは有給を使って休日をつなげたりしているのですから。
日本全体のサラリーマンの平均年間休日は115日で、傾向としてはやはり土日祝日が休みの営業をしている職種の休日はしっかり取れるようです。
休日が最多なのは金融で、122日です。
そして2位がメーカーと、意外や意外、IT業界も121日だそうです。
IT業界といえば3Kと言われ、休暇が取れない、という印象がありますよね。あくまで平均値でしかなく企業にもよるとは思いますが、このような結果が出ているのはIT業界に人材を増やす追い風になるのではないでしょうか。
しかし、IT業界に勤めるエンジニア達は基本的には上昇志向が強く、自分のスキルアップに貪欲です。
ですので、休日とはいえ本当に休むのではなく、自分のスキルアップのために勉強会へ行ったり、自学自習をしたりする人が多いようです。
また、休日が少ないのは、小売り、外食で104日、次いで建設が107日、そしてメディカルが110日となっています。
やはり土日祝日関係がない、多くの人が休みの日だからこそ働かなければならない業種は休みが不定期になりがりと言えます。数字で見るとイメージと違って見えることもありますね。