「何事にも先達のあらまほしきものなり」と言っていたのは吉田兼好でしたっけ?どんなことにも前例とかお手本はあってほしいものだ、という話なんですけど、時にはそれが邪魔をする場合もあるんだな、と最近思ったことがあります。

私の手持ちのIT系スキルの話になるんですが、私のこの手のスキルや知識というのは、ある友人から仕入れたものがかなりあるんですね。その友人が吉田兼好いうところの「先達」 になるわけなんですが、最近になって知ったんですけど、その中に違法ギリギリや正式な手順とはかけ離れたもの、あるいは若干効率が良くないものもいくつかありまして…それを会社や自宅で実行していた、ということになります。
なぜそれに気がついたかといいますと、最近入った新人の中にIT系の専門学校を卒業している子がいまして。その子が私の操作を見て「?」と思い聞かれたわけです。それだけでなくマクロの組み方なんかも「特徴的ですね」と言われる始末。
…まぁ、確かに私の場合、全て独学ですからね。しかもそれで結構長いことやってきてますから、もう体に染み付いてしまっているわけです。で、その子に効率のいい組み方や操作を教わるんですけど、これがなかなかうまくいかない。

まあ色々教えてくれた友人には悪いんですけど、良いお手本ではなかったのかな、と。当分は矯正作業で苦労しそうです…
もっと頭、柔らかくしないとダメですね。がんばろう。